ブルガリア産商品の成分表示

    語学関係
    06 /03 2007

    以前,ブルガリア人留学生からもらったインスタントチョコレートドリンクの成分表示です.
    なんと6ヶ国語で書かれています.上からBG=ブルガリア語/MK=マケドニア語/GB=英語/AL=アルバニア語/HR=クロアチア語/СРЦГ=セルビア語です.
    各国でその国の言語での成分表示が義務付けられていますので,周辺諸国の市場に出すためには必要なことなのでしょう.

    よくみるとなかなか面白いです.砂糖はBGではзахарなのに,MKではшекерなのですね.後者はHR/SRと近い系統です.ちなみにロシア語ではсахарで,BGと近いです.
    「ココアパウダー」はBGでは「какао на прах」,MKでは「какао во прав」,SRでは「какао у праху」と使う前置詞がそれぞれ違ってなんとも複雑です.HR/SRだけはしっかりと格変化しています.
    不思議なのはBGで「熱湯」が「гореща вода」なのに,MKでは「топла вода」としか書かれていない点です.「топла вода」はブルガリア語的には「温水」となるため,少しだけ意味が違ってきます.はたしてどの国の人も美味しく飲めるでしょうか.マケドニア語は詳しくありませんが,ひょっとして「горещ」に対応する単語が「топъл」なのでしょうか.
    「よくかき混ぜる」も国ごとに表現がそれぞれ違っているようです.面白いことに,HRにはその記述がありません.クロアチア人はかき混ぜなくて良いということでしょうか?彼らも他の言語が読めるので問題ないですが.
    さらに不思議なのは,BGだけフォントが違うということです.これはブルガリア独自のキリル文字フォントです.あえて,他の言語と異なるフォントで記述したことに深い意味はあるのでしょうか.

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    xpucmo

    ブルガリアの言語や音楽(特にポップフォーク)を愛するあまり、現地のセミナーまで受けに行った変人。HNを現地で頂いたブルガリア名xpucmo = フリスト に統一しました。