エキセントリック自由帳
    珍しい食材、ブルガリアから購入した物品等の紹介をします
    完了体が先か不完了体が先か
    これについては,タルノヴォ大学のセミナーで解説がありました.勉強すると,かなり奥が深いということがわかります.改めてテキストを読み直してみました.

    どの動詞からも派生していない動詞の多くは,不完了体から先に形成されたようです.
    考える:мисля(不完)
    話す:говоря(不完)
    訊ねる:питам(不完)

    次のように,完了体から不完了体が形成される例もあります.
    聞く:чуя(完)→ чувам(不完)
    見る:видя(完)→ виждам(不完)
    言う:кажа(完)→ казвам(不完)

    話は戻って,先ほどの動詞に接頭辞を付けることにより,新たな動詞が完了体として派生します.
    考える:мисля(不完)→ (少し)考える:помисля(完)
    話す:говоря(不完)→ (ちょっと)話す:поговоря(完)
    訊ねる:питам(不完)→ 訊ねる:попитам(完)
    ここの例はпо-ですが,接頭辞には17もの種類があります.в-/въ-, въз-, до-, за- на-, над-, о-/об-, от-, по-, под-, пре-, пред-, при-, про-, раз-, с-/съ-, у-.

    さらに,派生した動詞から不完了体が形成されます.
    (少し)考える:помисля(完)→ помислям(不完)
    (ちょっと)話す:поговоря(完)→ поговорвам(不完)
    訊ねる:попитам(完)→ попитвам(不完)

    動詞によっては,「不完了体」というイメージが結びつかないものもあります.例えば次の動詞は動作の完了を表現するために派生したものだと思われますが,そんな動詞でもしっかり不完了体は用意されています.(禁止の際などに不完了体を使いますし・・・)
    書く:пиша(不完)→ (最後まで)書く:напиша(完)→ написвам(不完)
    行う:върша(不完)→ 終える:свърша(完)→ свършвам(不完)

    (参考文献)Аз говоря български, ниво Б1, Велико Търново, 2003.
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    テーマ:語学の勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

    【2008/02/09 22:18】 | 語学関係 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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